アヴォス・ピアノ・カルテット
2020年
1/13
(月)
15:00開演
14:30開場
- 出演者
- マリオ・モントーレ(ピアノ)山田美怜(ヴァイオリン)マルコ・ニルタ(ヴィオラ)アレッシオ・ピアネッリ(チェロ)
- 曲目
- マーラー:ピアノ四重奏曲 イ短調 「断章」
ブラームス:ピアノ四重奏曲:第3番 ハ短調 Op.60/第1番 ト短調 Op.25
《出演者変更のお知らせ》
本公演に出演を予定しておりました、ヴィオラ奏者マルコ・ニルタ氏がスイス・ロマンド管弦楽団(ジュネーヴ)との所属契約上の事情により、来日が困難となりました。これにより、アヴォス・ピアノ・カルテットとかねてより親密な関係にあるリッカルド・サヴィネッリ氏が代役として出演いたします。お客様には誠に申し訳ありませんが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。(この演奏者変更に際する演奏曲目の変更はございません。)
発売日:2019年9月8日
2007年、ローマのサンタ・チェチーリア国立音楽アカデミー卒業生有志によって結成される。結成後間もなくイタリア国内外の国際コンクール、音楽祭等で注目を浴びるなど、現在イタリアで最も期待される若い音楽家たちによる室内楽グループの一つである。
ヴェネチアのフェニーチェ劇場、ローマのパルコ・デッラ・ムジカをはじめイタリアの主要コンサート劇場の他、スペイン、ベルギー、オランダ、ドイツ、フランス、ルーマニアなどヨーロッパを中心に年間多数の公演を行っている。2009年より継続している日本ツアーでは、若手音楽家のためのマスタークラスを同時開催するなど、後進の指導・育成にもあたっている。これまで定期的にイタリア国営放送RAIによる国内ラジオ配信に参加し、近年ではモーツァルト、ブラームス、サン・サーンスのピアノ四重奏曲全集CDがAzzura Music、Brilliant Classicより発売された。
結成時よりトリエステ三重奏団、アルバン・ベルク弦楽四重奏団の指導の下、シエナ市のキジアーナ音楽アカデミー及びドゥイーノ市のトリオ・ディ・トリエステ室内楽アカデミーにて研鑽を積む。2010年以降は、ドイツ・ケルン国立音楽大学に於いてアルバン・ベルク弦楽四重奏団に、その他にもベルチャ四重奏団、パルマ三重奏団、フェリックス・アーヨ、イ・ムジチ合奏団、ベートーヴェン・ディ・ローマ四重奏団、ロッコ・フィリッピーニ、エリッソ・ヴィルサラーゼ、ナターリヤ・グートマンをはじめ数多くの世界的なアーティストの薫陶を受ける。
2009年フィレンツェのヴィットリオ・グイ国際室内楽コンクール、トリオ・ディ・トリエステ国際室内楽コンクール(共にジュネーブ国際音楽コンクール世界連盟メンバー)において最高位、合わせてブラームス作品最優秀演奏賞Premio Baldovino、観客投票によるIl Piccolo新聞社パブリック賞を受賞。また2010年シエナのキジアーナ音楽アカデミーよりDiploma d’Onore(名誉学位)とPremio Banca Monte Dei Paschi di Sienaを授与された。2015年12月にLIVE NOTES ナミ・レコードより「シューマン&ブラームス ピアノ四重奏曲 第1番」をリリースし好評を博す。
《代役紹介》
リッカルド·サヴィネッリ Riccardo Savinelli
ノヴァーラ国立音楽院ヴィオラ科を卒業後、ミハエル·クーゲル指導の下、ベルギーのゲント音楽大学修士課程、及び音楽哲学科を卒業。B.ジュランナ、S.ブラコーニ、S.ブリアトーレ、D.ヴァスキエヴィチ、アルテンベルク·トリオ·ウィーンの各氏に師事。現在、イタリアのテルニ音楽院ヴィオラ科講師を務める他、ミールス弦楽四重奏団ヴィオラ奏者、またイ·ソリスティ·ディ·パヴィア、コリブリ·アンサンブル、アクイラ合奏団、サンタ·チェチーリア国立管弦楽団、オーケストラ·モーツァルトなどイタリア各地で活躍中。