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宗次ホール 第4回 弦楽四重奏コンクール(2018年)

コンクールの記録

入賞団体


第1位 Quartet Amabile(カルテット・アマービレ)
Thaleia Quartet(タレイア カルテット)
第2位 該当団体なし
第3位 ほのカルテット
ハイドン賞 グレイス弦楽四重奏団
ほのカルテット
聴衆賞 Quartet Amabile(カルテット・アマービレ)
宗次賞 該当団体なし

カルテット・アマービレ(第1位)


タレイア・カルテット(第1位)


ほのカルテット(第3位)


出場団体


HONO quartet(ほのカルテット) 

【メンバー】
岸本 萌乃加、林 周雅(Vn)長田 健志(Va)蟹江 慶行(Vc)
【演奏曲】
ハイドン:弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.64-6 Hob.Ⅲ:64 ⅠⅡⅢⅣ
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第 11 番 ヘ短調 Op.95 「セリオーソ」ⅠⅡⅢⅣ

Thaleia Quartet (タレイア カルテット)

【メンバー】
山田 香子、大澤 理菜子(Vn)渡部 咲耶(Va)石崎 美雨(Vc)
【演奏曲】
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.71-2 Hob.Ⅲ:70 ⅠⅡⅢⅣ
バルトーク:弦楽四重奏曲 第4番 Sz.91 ⅠⅡⅣⅤ

Kureha Quartet(クレハ・カルテット)

【メンバー】
尾髙 詩音里、岩下 恵美(Vn)佐川 真理(Va)井上 貴信(Vc)
【演奏曲】
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.76-2 Hob.Ⅲ:76「五度」ⅠⅡⅢⅣ
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10 ⅠⅡⅢⅣ

Blanc string quartet(ブラン弦楽四重奏団)

【メンバー】
勝森 菜々、田尻 彩乃(Vn)小椋 小野花(Va)舘野 真梨子(Vc)
【演奏曲】
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.50-6 Hob.Ⅲ:49「蛙」ⅠⅡⅢⅣ
シューベルト:弦楽四重奏曲 第 14 番 ニ短調 D810「死と乙女」ⅠⅢⅣ

Quartet Pomi(カルテット ポミ)

【メンバー】
吉村 美智子、波多江 真里菜(Vn)本田 梨紗(Va)内山 剛博(Vc)
【演奏曲】
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.76-2 Hob.Ⅲ:76「五度」ⅠⅡⅢⅣ
コルンゴルト:弦楽四重奏曲 第 2 番 変ホ長調 Op.26 ⅠⅡⅢⅣ

Quartet Amabile(カルテット・アマービレ)

【メンバー】
篠原 悠那、北田 千尋(Vn)中 恵菜(Va)笹沼 樹(Vc)
【演奏曲】
ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.74-1 Hob.Ⅲ:72 ⅠⅡⅢⅣ
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調「 クロイツェル・ソナタ」ⅠⅡⅢⅣ

Grace String Quartet(グレイス弦楽四重奏団)

【メンバー】
川畑 美津代、高和 雅(Vn)永井 啓子(Va)染谷 春菜(Vc)
【演奏曲】
ハイドン:弦楽四重奏曲 ト長調 Op.76-1 Hob.Ⅲ:75 ⅠⅡⅢⅣ
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第 11 番 ヘ短調 Op.95 「セリオーソ」ⅠⅡⅢⅣ


審査員


原田禎夫

Sadao Harada

元東京クヮルテットメンバー/チェロ

東京クヮルテットの創設メンバーとして30年間同カルテットを率い、世界各地で演奏。99 年に退団後は、ソリスト、室内楽、オーケストラなど幅広く活躍。NHK交響楽団、新日本フィルハーモニー、札幌交響楽団などにソリストとして出演、ピンカス・ズッカーマン、ジュリアード・カルテット、アルバン・べルク・カルテット、ジェシー・ノーマンらと共演。その他サイトウ・キネン・オーケストラに定期的に出演。水戸室内管弦楽団のメンバーも務める。後進の指導で高い評価を受け、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、スイス室内楽アカデミー、北京室内楽講習会など世界各地で指導にあたる。上野学園大学音楽学部特任教授。


ヴァーツラフ・レメシュ

Vaclav Remes

元プラジャーク四重奏団メンバー/ヴァイオリン

1952年、チェコのウスチ・ナッド・ラベム生まれ。15歳でプラハ音楽院に入学しマリー・ヴォルダノーヴァに師事する。その後プラハ音楽院にてプラハ弦楽四重奏団のメンバー、ブルジェティスラフ・ノボトニーの指導を受ける。1972年にプラジャーク四重奏団を結成。1978年、エヴィアン(現ボルドー)国際弦楽四重奏コンクール優勝。以来結成から約30年間に渡り、第1ヴァイオリンを務め、世界各国で演奏。ヨゼフ・スーク、メナヘム・プレスラーなど多くの世界的なアーティストと共演を重ね、多数のCDをリリース。そのいくつかは欧州各国のレコード誌上で高く評価されている。2007年、2009年と宗次ホールに来演。2010年、同団を引退し、現在はプラハを拠点に教育活動に精力的に取り組んでいる。


百武由紀

Yuki Hyakutake

名古屋音楽大学客員教授/ヴィオラ

東京藝術大学付属高校を経て、同大学卒業、及び大学院修了。井上武雄、浅妻文樹、ウィリアム・プリムローズ、セルジュ・コローの各氏に師事。1999年まで東京都交響楽団に在籍し、首席奏者を務める。国内外の音楽祭にゲストとして多数出演。2006年、ヴァイオリンの大谷康子、齋藤真知亜、チェロの苅田雅治とともに「クヮトロ・ピアチェーリ」を結成し、王子ホールを拠点にショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全曲演奏プロジェクトを継続中。特に昨年の第9回定期演奏会の成果により文化庁芸術祭大賞を受賞した。現在、名古屋音楽大学客員教授、愛知県立芸術大学、東京藝術大学、東京音楽大学講師。
※=マスタークラス講師兼任


齋藤千尋

Chihiro Saito

ロータス・カルテット/チェロ

東京藝術大学付属高等学校、同大学を卒業し、在学中に安宅賞受賞。日本音楽コンクール、宝塚ベガコンクール、日本室内楽コンクール等にも入賞。 シュトゥットガルト音楽大学においてKA(修士課程)、ソリストコース、室内楽科に学び、さらにフランクフルト音楽大学でバロック・チェロを学ぶ。1992年ロータス・カルテット結成。1993年 大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位入賞。1997年難関のロンドン国際弦楽四重奏コンクールでメニューイン特別賞を、パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで第3位特別賞を受賞。さらにドイツBDI音楽コンクール弦楽四重奏部門で第1位に輝く。現在、ドイツ、シュツットガルトを拠点に活動。


西野ゆか

Yuka Nishino

クァルテット・エクセルシオ/ヴァイオリン

桐朋学園大学音楽学部を経て同大学研究科修了。第45回全日本学生音楽コンクール第2位。これまでにヴァイオリンを梅津南美子、鷲見健彰の各氏に師事。 大学在学中にクァルテット・エクセルシオを結成。1996年第2回大阪国際室内楽コンクール第2位。2000年第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位(第2位)及び、サルバトーレ・シャリーノ特別賞受賞。2008年第19回新日鐵音楽賞「フレッシュ・アーティスト賞」、2014年第16回ホテルオークラ音楽賞受賞。2016年6月までの6年間「サントリーホール室内楽アカデミー」にて後進の指導にもあたる。同年、サントリーホール主催ベートーヴェン弦楽四重奏全曲チクルスを日本の団体として初めて演奏。また2009年よりNPO法人エク・プロジェクトとして活動し、演奏活動、アウトリーチ活動や後進の指導など、弦楽四重奏を中心とする室内楽文化の普及振興に力を注いでいる。


大会の様子


マスタークラスの様子

マスタークラスの様子


マスタークラスの様子


表彰式の様子


表彰式の様子


レセプションの様子