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宗次ホール 弦楽四重奏コンクール

宗次ホール弦楽四重奏コンクールの目的


  • 弦楽四重奏に対する人々の興味・関心を広く喚起すること。
  • 弦楽四重奏に挑戦する日本の若手弦楽器奏者たちの目標となること。
  • 継続が困難な弦楽四重奏団の活動支援の一助となること。

本コンクール最大の特徴は、「コンクール」と称しながら、実際の審査の前に、審査員から直々にレッスンを受ける機会が設けられることです。 これは審査の結果のみならず、そこに至るまでの過程を重視しようとする、本コンクールの方針を象徴するものです。 4人で一つの音楽を作り上げる弦楽四重奏(カルテット)では、個人の技術のみならずチームワークが無ければ、聴き手の心に届く音楽にはなり得ません。 その道の先達でもある審査員(=講師)たちのレッスンにおける一言一言が、若い演奏家の皆さんにとって貴重な道しるべとなることでしょう。 また、留学や活動拠点の変更など、4人で活動を継続する困難さから、やむなく解散してしまうカルテットが多い中、諦らめず続けていただきたいという支援の意味を込めて、第4回大会より賞金額を大幅に上積みいたしました。 入賞団体には、これを元手に、是非とも海外の講習会やコンクールへの参加を目指して頂きたいと思います。

さらに、このレッスンの模様を広く一般に公開することも本コンクールの大切な取り組みの一つです。 お客様に演奏審査のみを聴いていただいて終わりとするのではなく、レッスンを公開することで音楽づくりの本質、そしてまた弦楽四重奏の魅力をより深く実感していただくことが、演奏者と聴衆の距離を縮めるものと確信しています。 是非多くのお客様に、レッスンから審査までお時間許します限りご覧いただき、クラシックの中でも特に「アンサンブル(=対話)」の魅力が詰まった「室内楽」の醍醐味を味わっていただきたいと願っております。 これこそ「聴いて応援する」という“宗次ホール流”若手演奏家支援であると考えております。

演奏家の皆様、そしてお客様の奮ってのご参加・ご来場を心よりお待ち申し上げます。

宗次ホール 代表 宗次徳二


本コンクール一覧

宗次ホール 第1回 弦楽四重奏コンクール(2012年)

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宗次ホール 第2回 弦楽四重奏コンクール(2014年)

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宗次ホール 第3回 弦楽四重奏コンクール(2016年)

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宗次ホール 第4回 弦楽四重奏コンクール(2018年)

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2025年 第5回 宗次ホール弦楽四重奏コンクール 概要


1.予選は録画審査となります。本選通過は上位5団体のみです。
2.本選は6月29日(日)です。本選通過の5団体を審査いたします。


スケジュール


2025年
2月7日(金)

応募、及び録画データ(Youtube リンク)正式受付(WEB 申し込み)開始
※先に応募申し込みだけ(WEB申し込み)して頂き、録画データ(Youtubeリンク)は後日提出(4/26締め切り日厳守)でも構いません。

4月26日(土)
録画データ(Youtube リンク)提出と録画審査料支払いの締切

5月28日(水)
予選   録画審査結果(本選通過者)発表(通過者は5団体)
この段階で棄権が出た場合、予選成績第6位あるいは第7位の団体が繰り上げ出場となる場合があります。

5月29日(木)
エントリー最終締切

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6月28日(土)
審査員による本選出場5団体のマスタークラス(公開レッスン)

6月29日(日)
本選・表彰式・レセプション


参加条件


・編成は弦楽四重奏(ヴァイオリン2名、ヴィオラ1名、チェロ1名)とする。
・本コンクールに参加するために結成されたカルテットも可とする。
・メンバーの平均年齢が35歳以下であるものとする。
・本選前日の2025年6月28日(土)に開催するマスタークラス(公開)に予選通過団体として参加し審査員(講師)のレッスンを受講できること。(なお、講師の指定はできませんのでご了承ください。また、レッスン受講曲は予選曲あるいは本選曲に限ります。)


審査員



審査委員長 原田幸一郎
審査員 磯村和英
審査員 中澤きみ子
以上の3名によって構成される。


審査と課題曲


1)予選(動画審査)


[課題曲]
下記の6曲の中から1曲を選び、全楽章を演奏した動画を作成して下さい。
・ベートーヴェン作曲
弦楽四重奏曲 作品18-1/ヘ長調, 18-2/ト長調, 18-3/ニ長調, 18-4/ハ短調, 18-5/イ長調, 18-6/変ロ長調
(注)第1楽章の提示部繰り返しは行わない。

・予選課題曲を本人演奏にてビデオ録画し、Youtubeに限定公開リンクとして各自でアップロードしていただきます。

・録画は必ず4名全体を映した構図(1カメラ)で撮影してください。

・3名の審査員の厳正なる録画審査により本選出場5団体が決定されます。


2)本選  2025年6月29日(日)


  • 予選曲(ベートーヴェン弦楽四重奏曲作品18の6曲より1曲)と合計して60分の制限時間内となるよう、任意の楽曲(自由曲)を選び、合計2曲演奏する。
  • 時間超過する場合は、任意の一部楽章を抜粋して演奏する。(1つの楽章の中で演奏を割愛することは認めない。)

応募方法


下記より団体代表者がお申し込みください。
◆◆◆ご応募はこちら◆◆◆


コンクール審査について


・課題曲、自由曲それぞれ100点満点で採点。合計点により順位が決まる。
・審査の結果を元に、第1位から第5位の入賞団体と、課題曲の演奏で最も優れた1団体に対してベートーヴェンオマージュ賞を設ける。
・同点の場合は審査員間で協議し、最終的に審査委員長が順位を決定する。
・聴衆による投票(良いと思った団体を1つ選択する方法)により聴衆賞を設ける。投票は全ての団体を聴いたお客様のみが参加できる。



第1位 賞金200万円
第2位 賞金120万円
第3位 賞金70万円
第4位 賞金30万円
第5位 賞金20万円

ベートーヴェンオマージュ賞、聴衆賞...賞金各5万円


大阪国際室内楽コンクール特別賞...

2026年5月に開催される第12回大阪国際室内楽コンクール期間中に、大阪国際室内楽コンクール審査委員によるマスタークラスを無料で受講できる。なお特別賞受賞団体は下記期間、大阪に滞在する。滞在期間中の宿泊費は、大阪国際室内楽コンクールが負担する。
2026年5月
22日(金)大阪国際室内楽コンクール  ファイナルラウンド 鑑賞
23日(土)コンクール入賞団体披露演奏会 鑑賞
24日(日)マスタークラス 受講


コンクール参加料

録画審査料として¥13,200(税込)
2025年4月23日(水)までにお支払い下さい。支払いはお振込みのみで受け付けます。
ご入金の確認後、コンクール参加に関する資料をお送り致します。尚、コンクール参加料共に、いかなる事情によっても返金はできません。

お振込先
三菱UFJ銀行 栄町支店
普通預金 4823589
株式会社ベストライフ

※注意事項
・申込書フォームの不備なもの、及び申込み締切期日を過ぎた申込みや録画の受け付けはできません。また、期日内にコンクール参加料の支払いがされない場合も、審査・コンクール参加辞退とみなされますのでご注意下さい。
・本選での出場順は、事務局の指示に従って下さい。
・出場順番の希望は原則受け付けません。
・本選参加者は、指定された日時に指定された場所にお越し下さい。遅刻した場合は、やむを得ない事情を除いて失格となります。
・演奏に関する諸権利(コンクール出場に伴う全ての演奏に関する録音・録画・写真撮影・複製頒布など)は、全てコンクール主催者に属するものとします。