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2019.12.15 アンドレア・オビソwith セントラル愛知交響楽団


2017年のミュンヘン国際コンクールで第2位を受賞したイタリアの新星ヴァイオリニストを迎えて、セントラル愛知交響楽団とのバロック&古典のひととき。オビソさんは、2015年3月の宗次エンジェルヴァイオリンコンクールに出場したのを機に、宗次徳二・直美夫妻より楽器貸与などの支援を受けていらっしゃるご縁で、毎年出演していますが(今年は9月にもリサイタルを行ったばかり)、今回は2年ぶりのコンチェルト公演。プログラム冒頭のディヴェルティメントでは指揮に専念し。あとの3曲のヴァイオリン協奏曲は「弾き振り」スタイルで、島田真千子さんがコンサートマスターを務めるセントラル愛知交響楽団と一体となった躍動感あふれる演奏を展開しました。

ラストのヴィヴァルディ「冬」を横殴りの猛烈な吹雪で締めくくると、アンコールでは季節が巡って同じヴィヴァルディの「春」を演奏。4年前に初めて宗次ホールに登場したときはとにかく「若い!」という印象でしたが、カリスマ性と表現の多彩さにさらに磨きがかかり、持っている音楽がどんどん大きく鳴ってるのを実感しました。今後の活動がますます楽しみなヴァイオリニストです。








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