2019.10.9 ドビュッシー弦楽四重奏団
フランスのベテラン、ドビュッシー弦楽四重奏団、二度目の宗次ホール来演。前回もお客様を魅了した楽譜なし、立奏スタイルで流麗に、生き生きと奏でられるラヴェルの弦楽四重奏曲を再び。そして前半には何と言ってもメロディーが美しいボロディンと、中国琵琶のシャオ・ロンさんをゲストに迎えてのタン・ドゥンの作品。よくあるような「研ぎ澄まされた正確無比なアンサンブル」を売りにするのではなく、適度にファジーなアンサンブルと、まろやかな響き。アンコールのドビュッシーの小品2つも、さりげなく上品。