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2017年4月 おすすめ公演情報(4) 4/23 広瀬悦子ピアノリサイタル


「若い時には若い時にしかできない演奏がある。
テクニックが発揮できる内はそういう演奏をしたい」
(本人インタビューより)




 
「鍵盤の魔術師」と呼ばれ、演奏に完璧を求めるがあまり、これまでも数々の共演オファーを断り続けてきた世界的ピアニスト、シプリアン・カツァリスが2台ピアノのパートナーとして選んだのが、広瀬さん。彼女の演奏を聴いて、「説得力を感じ、心から感銘を受けた。ぶつかり合って音楽を創ってみよう!」と言ってくださったそう。「カツァリスさんは、普段はにこやかですがピアノのこととなると妥協を許しません。さらに私も主張があるほうなので、かなりぶつかり合いました(笑)」しかしながらお互い納得がいくまでやり、様々な歌い方が新しく生まれる瞬間は、やはり幸せを感じたと仰います。

ラ・フォル・ジュルネ(音楽祭)の仕掛人ルネ・マルタンが、コロムビアから出ていた広瀬さんのCDを知って惚れこみ、生音を一音も聴くことなく、同音楽祭への起用を即決。「若い頃には若いときにしかできない演奏があるので、ヴィルトゥオージティやテクニックが発揮できるうちはそういう演奏をしたいし、歳をとったら、すごくシンプルなんだけど深みがある、本当に魂からでてくる率直な音楽を。衒い(てらい)とか表面的なものでなく、内面から滲み出てくるような演奏ができるピアニストになれたらいいなと思います。」とお話されます。


益々今後の活躍が期待されるピアニストです。


広瀬悦子(表)
広瀬悦子(裏)

広瀬 悦子 ピアノ 4月23日(日)14:00開演 3,500円(学生2,100円) [指定]  




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