2/19 ロイスダール弦楽四重奏団
そう言われてみれば、宗次ホールにオランダのカルテットが来演したのは初めて。
ロイスダール弦楽四重奏団はお人柄同様音楽にも全く気取ったところのない、
とても気さくで自然体なカルテットでした。
(コンサート当日の宗次ホール公式facebook より)
前半のロシア音楽2曲では、しっかりと不足のない表現の中で、
どこか常にジェントルに作品と向き合っている感じ。
細部の作りがとても丁寧で、淡い部分もしっかりと描き分ける色彩感は、
後半のラヴェルでより一層感じられました。
美しく柔らかな光と色の調和。
まさにその名前を冠した画家ロイスダールの作品のよう。
アンコールは珍しい曲。
ハンガリーの作曲家(で、チャールダッシュ音楽の祖とも言われている)マールク・ロージャベルジの「ポスタシップ」でした。