ちょっとホールの裏側をご紹介・・・
スイーツタイムコンサートの終演後、ここ数年、東海三県のホール等の文化施設の事業担当者が有志で行っている交流会「音楽の壺」の情報交換会が当館で行われました。各館の現状報告にとどまらず、「この企画一緒にやりませんか〜」というお誘いや「去年こんなコンサートをしたらお客様の反応がとても良かった」といった現場スタッフだからこそわかる生の声などを伺うことができ、とても有意義な会となっています。(このような集まりは、全国的にも非常に珍しいとのこと。)
とかく「ハコモノ」と揶揄されがちな文化施設において、その中身を作る事業企画の中心にいる職員同士のネットワークが、各地のホールの活性化・・・そしてそこから派生して、その地域に住む人々の生活を心の面で豊かにすることに少しでもつながれば、と願うものです。特にクラシック音楽においては聴衆の高齢化が随分前から懸念されているわけで、これは点ではなく面であたるべき課題ではないでしょうか。そういう意味で、「音楽の壺」のような非公式なネットワークが果たす役割は大きいと考えています。
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宗次ホール公式facebook より)