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宗次ホール開館10周年企画など 注目公演のご紹介♫


2017年3月29日 宗次ホールは開館10周年を迎えるということで、

この先、これを記念した公演をいくつかご用意しております。


これらのコンサートは当館に何度も出演されていて、

当館のラインアップを盛り上げていただいたアーティストの方に、

改めて宗次ホールで特別なプログラムを聴かせて頂きたい、

という趣旨を込めたものだったり、

“宗次ホールならでは”と言うべき、

当館で行われている各種コンクールの入賞者や

NPO法人イエロー・エンジェルが

楽器貸与等の支援を行っているアーティストを起用した企画だったりです。

2017年の1年間を通じて「記念公演」と冠されたコンサートがランダムに並びます。


どうぞご期待ください。











島田&北谷(表)


島田&北谷(裏)



その記念公演の初回は、当館に何度もご出演の上、

楽器の貸与を受けてもいる島田真千子(2/28)さん。


2016年にバッハの無伴奏ヴァイオリン作品を一気に演奏して話題になりましたが、


そのリサイタルの折、
すでに

「次は同じバッハのチェンバロとヴァイオリンのためのソナタを全曲やりたい」

とおっしゃっていました。


そして共演者として島田さんが憧れの人と名を挙げられたのが北谷直樹さん。

この方は残念ながら日本ではほとんど知られていないのです。

が、ヒラリー・ハーンをはじめ世界の超一流どころの演奏家と共演し、

グラモフォンからCDをリリースする程のステイタスを持った方。

(このように世界的に活躍しているのに日本で冷遇されてる人って多いんです。

日本のチェンバロ奏者でこの活躍ぶりに匹敵する人ってほぼ皆無では?)

島田さんも当初は「そんな凄い方と一緒にできるのは夢のまた夢」とおっしゃっていたのですが、

コンタクトを取ってみたところ、トントン拍子に話がまとまりました。

プログラムも一風変わっていて、バロックから現代までを一気に流れ下るスリリングなもの。

名古屋でこんなプログラムが聴けるということ自体が事件でしょう。



佐藤卓史(表)
佐藤卓史(裏)


同じく記念公演となっている佐藤卓史(3/12)さんのリサイタルも、

ショパンのいわゆる「バラ&スケ全曲」ということで、

いやが上にも期待が高まります。

持ち前の知的なアプローチに加え、このところ表現の深みがぐっと増した佐藤さんのピアノで、

一味違うショパンに触れていただきたいですね。




5人のヴァイオリニスト(表)
5人のヴァイオリニスト(裏)


それから名器と名曲の響宴(3/19)は、5時間近くかかる演奏会で聴く方も大変ですが、

今勢いに乗る若手ヴァイオリニストがまとめて登場するなんて他では有り得ない企画。

これだけ聴けて¥3,500です!




モーツァルトピアノ協奏曲全曲演奏会(表)


モーツァルトピアノ協奏曲全曲演奏会(裏)



2回に分けて行われるモーツァルト後期ピアノ協奏曲連続演奏会(4/15&7/15)は

先日早くも初回のリハーサルがスタートし、メンバー一同気合い入ってます。

当館は10年にわたり、

このような地元ベースの気鋭の演奏家たちが本気で室内楽に取り組む場の拡充と、

それに伴う演奏の質の向上・促進を目指してきました。

こういった企画、10年前の名古屋では有り得なかったのではないでしょうか?

是非、地元の演奏家を応援する気持ちも込めて

お得な「2公演セット券」をご予約いただけましたら幸いです。




フランシスコ・フラナ(表)


フランシスコ・フラナ(裏)



前回の宗次エンジェルヴァイオリンコンクールの覇者、

そして五嶋みどりさんの愛弟子でもあるフランシスコ・フラナ(3/9)さんのリサイタルは

ピアニストのデイヴィッド・フングさんも大変な名手。

本人たっての希望でアメリカから呼び寄せます。

二人とも活躍の場が広がりギャラも上がって多忙さを増してますので、

今後宗次ホールに呼びにくくなります。

今のうちに聴いておいて頂きたいですね。









ハンブルクトリオ(表)


ハンブルクトリオ(裏)

2015年に見事なブラームスのピアノトリオ全曲演奏を披露したハンブルクトリオ(3/26)、

今回はシューマンです。

最初は「シューマンのピアノトリオは人気が無いから」と

メンバーの塩貝みつるさん(ヴァイオリン)も思っていたそうですが、

チェロのヴィタウタス・ゾンデキスさんがどうしてもと譲らなかったとのこと。

そして先日「シューマン全曲」をドイツで演奏してみたところ、

考え方が180度変わったと塩貝さん。

「全曲通して向き合って初めて分かることが沢山」と強調されていました。

同じハンブルクで活躍するヴィオラ奏者をゲストに迎え、

名曲として名高いピアノ四重奏曲を演奏する大サービスもあります。





スイーツタイムでは、

2015年にプロメテオ弦楽四重奏団の一員として来演したイタリアのチェリスト、

フランチェスコ・ディロン(3/23)さんにご注目を。


フランチェスコ・ディロン(表)
フランチェスコ・ディロン(裏)



今30代のイタリアのチェロ界でナンバー1とも評される彼が

¥2,000で聴けるのは、企画する私が安すぎて申し訳ないと感じるくらい……。

昼間から“ラフマ&ショスタコ”というド直球勝負。存分に圧倒されてください。

ピアノの黒田亜樹さんも「流血しながら弾いていた」などのエピソードを持つ凄い人。









最後に、2017年もどうぞ宗次ホールをご愛顧、叱咤激励の程、宜しくお願い申し上げます。


(企画制作 西野裕之)




こちらは、前回の会報の発送に同封した文章から抜粋したものです。


発売はスタートしているのにもかかわらず、

まだお手元にチラシをお届けできていない公演について、

企画の西野がみなさまにお伝えしたいことを書きました。


熱い思い、届きましたでしょうか!


みなさまのご来場をお待ち申し上げております。







宗次ホールでのコンサートチケットは、

宗次ホールチケットセンター窓口あるいはお電話で♫


☏ 052-265-1718
(営業時間 10:00~18:00 )




チケットぴあ等、各プレイガイドでも好評発売中です。

(チケットぴあ、名鉄ホールチケットセンターはインターネットでのご購入も可能です)。

チケットぴあ :0570-02-9999

♫ 愛知芸術文化センタープレイガイド:052-972-0430

♫ 栄プレチケ92(旧三越(栄)プレイガイド):052-953-0777

名鉄ホールチケットセンター:052-561-7755





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