おすすめ公演情報 2016年12月(2) ギターと歌うスペインと日本のうた
ロンドンの聴衆を魅了した歌姫とギターのデュオ!
“忘れがたい程の美しい歌声、楽々として自然…”
~バックトラック オンライン音楽誌
1987年三重県伊賀市生まれの谷本さん、
三重県海外留学奨学金を受け英国王立音楽大学学士課程を、
その後同校大学院を修了します。
実はクラシックを始めたのは18歳、
留学をするわずか1年前!
音楽は小さい頃から好きだったそうですが、
高校時代はソウルバンドを組んでライブハウスで歌ったり、
おじさんバンドのヴォーカルを担当されていたそう!
基礎もやっておいた方が良いと感じ
17歳でクラシック音楽の声楽の基礎を習い始め、
偶然知った王立音楽大学の日本オーディションを受けると、
ぜひ来てくださいとのオファーが入ったのでした!
現在はオペラやソロ、室内楽で活躍する谷本さんですが、
大学ではオペラの役を獲得するためにはタフでなければならない、
10回オーディションを受けて1回受かればラッキー。
“エルボーゲン”(=エルボー、肘)といって、
肘で周りを押しのけて前に出て行け!
と教えられたそうですが、
「それは私のやり方じゃないな」と話す、優しい雰囲気の彼女。
「もちろん役に対して万全の準備はしますし、精一杯努力は惜しみませんけど、
その時が来れば、やるべき役はくるでしょう。
プレッシャーを楽しみながら、マイペースでやっていきます」
と話す姿には余裕すら感じられ、
彼女の演奏にもその自然体な個性が滲み出ているようです。
今回は、僅か14歳の頃からスペイン中で演奏旅行を行い、
演奏だけで生計を立てていけるほどだったというギタリスト、
ガジャルドさんとの共演。
ご両親が陶芸家である谷本さんは、お父様の谷本洋氏の仕事の関係で、
幼い頃から毎年夏休みにはスペインで過ごされていたのです!
「そのせいかスペインの音楽がすごく好きなのです」と谷本さん。
一方ガジャルドさんも最初に師事した先生が来日コンサートを行ったことがあった関係で、
日本の良さを幼い頃から度々聞かされていたそう!
作曲家・指揮者としても活躍するガジャルドさん、
「ルネサンスやバロック時代の音楽家のように何でもできるのが理想。
音楽を奏でるギタリストであるよりも、ギターを弾く音楽家でありたい」と話します。
そんな彼の作品“さくら変奏曲”を含む今回のプログラムですが、
このタイトル、実は新しくリリースされる2人の初デュオCDのタイトルでもあるのです!
ギターと歌。
そういえばこういう編成の演奏会、宗次ホールでわりと珍しい気がします。
小さなホールだからこそ聴き入ることが出来る親密なデュオのコンサートをお楽しみください。
〈スイーツタイムコンサート〉
ヨーロッパで活躍する歌姫が贈る…
ギターと歌うスペインと日本のうた
谷本綾香(M-Sop) ホセ・マリア・ガジャルド(Gui)
12/6(火) 13:30開演 13:00開場
2,000円 [自由]
チケットは、宗次ホールチケットセンターまでお電話で♫
☏ 052-265-1718
(営業時間 10:00~18:00 )
チケットぴあ等、各プレイガイドでも好評発売中です。
(チケットぴあ、名鉄ホールチケットセンターはインターネットでのご購入も可能です)。
♫ チケットぴあ :0570-02-9999
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