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11/1 ラファエラ・スミッツ ギターコンサート


フランダース出身で世界屈指の8弦ギターの名手、

ラファエラ・スミッツ(Raphaella
Smits)さんが再来日します。


1986年、世界的に有名なコンクール「フランシスコ・タレガ国際ギターコンクール」で

女流ギタリストとして初の優勝者となったスミッツさん。

現在は、様々な音楽シーンで演奏活動を行っています。

ヨーロッパ、アジア、南北アメリカ、と世界的に活躍し、

日本でも、2002年の初来日以来、多くの演奏会を開催してきました。


ここ、宗次ホールには、11月1日スイーツタイムコンサートにご出演されます♫


ラファエラ・スミッツ




“並外れて音楽的なギタリスト” …NYタイムズ紙

ラファエラ・スミッツ ギター

11月1日(火) 13:30開演 2000円 [自由(一部指定2200円)]     



今回来演するスミッツさんの演奏するギターは、なんとも表現しがたい温かい音。8弦ギターを弾きこなす彼女の演奏は「どんな演奏家が持ちうるものをも上回る“ハート”をもっている」と世界中で絶賛されています。アメリカのギター・ファンデーションが行ったスミッツさんへのインタビューを少しご紹介したいと思います。


〇初めてスミッツさんに会ったとき、小柄な女性が特大サイズのギターケースを2つも持って現れたのが印象的でした。“並外れて音楽的”と評されるスミッツさんの演奏ですが、演奏中は何を考えていますか?指使いなど?

●時々は。もちろんどの声部(パート)がどこへ向かっているか、何を言わんとしているか、そして何を意味しているかを考える必要があります。それは例えるならばオーケストラのようなもの、もしくは大きな物語、森羅万象と言えるかもしれません。音楽作品について“考える”より“感じる”こと。これが一番大切です。  指使い、座り方、暗譜…これらは全て物理的な側面です。例えば住居に例えるとわかりやすい。


〇住居に例えるとは?

●人の家を訪れる時、その建物に用いられている石材や木材等、材料のことを考えることはありません。むしろ、その家の中に存在し、そこに住む人の歴史を刻んできた物に心や愛着を感じるはずです。その心が“住まい”を作るのです。新築の真新しい家は、綺麗だけれど、冷たく空虚感すら感じるものだから。


〇一般的なギターは6本弦ですが、宗次公演でも使用される、スミッツさんご愛用のギターは8弦です。どのようにチューニングされているのですか?

●低い方の2本の弦のチューニングを、その時演奏する作品によって変えています。例えばバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータを弾くときと、リュート組曲第3番を弾く時とでは、一番太い8番目の弦をそれぞれド#、ラと全く違う音にチューニングしています。一番大切にしていることは、弾き易さと楽譜に書かれている内容を如何に忠実にギターという楽器で演奏するか、という点です。



〇どのようにレッスンを行っていますか?

●文章で考えるとフレーズのどこが句読点にあたるのか、どこで息継ぎをすると自然か、どこがあなたの“叫び”なのか?そして問いかけ、その答えは?など。  音楽を通してどのように“話す”か、シンプルに考えてもらうように教えています。問いかけ一つにしても、様々な問い方が存在します。シンプルな問いかけ、疑いを持った問いかけ…その内容を頭ではなく心から理解したとき、更に深く音楽を掘り下げていくことができると思っています。 例えば、私は日本語を理解できませんが、フリガナ通りの日本語をそのまま読んだとします。レストランでメニューを注文するくらいならそれでも通じるかもしれません。しかし、もっと複雑な内容の文章…詩や、哲学的な物語を読むとすれば、きっと聞き手が努力して理解しようとしなければ、通じないでしょう。複雑な文章になればなるほど、内容を理解した上で抑揚やアクセント、息継ぎの箇所などを、適切な場所に置かなければ通じにくくなるからです。 最後にスミッツさんは、「たくさんの音楽家に会い、様々な異なる楽器の演奏に触れてください。私達一人一人が、出会う全ての人から何かしら学ぶことができるのです。知恵はたった一人の人間からでなく、貴方が出会う全ての人から修得できるのです。人生は、本当に豊かです。多くの人に出会って一期一会を大切にし、様々な場所に出かけて下さい」 としてインタビューを締めくくっています。 スミッツさんの人柄や人生観まで感じられる様なその実演に触れることで、また一つ豊かな経験が増えそうです。







チケットは、宗次ホールチケットセンターまでお電話で♫


☏ 052-265-1718
(営業時間 10:00~18:00 )



チケットぴあ等、各プレイガイドでも好評発売中です。

(チケットぴあ、名鉄ホールチケットセンターはインターネットでのご購入も可能です)。

チケットぴあ :0570-02-9999

♫ 愛知芸術文化センタープレイガイド:052-972-0430

♫ 栄プレチケ92(旧三越(栄)プレイガイド):052-953-0777

名鉄ホールチケットセンター:052-561-7755







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