宗次ホールおすすめ公演情報 2016年10・11月
さわやかな空気においしい食べ物。
心躍る秋がやってまいりましたね~♫
宗次ホールでも、
芸術の秋にぴったりな公演を数多くご用意して
みなさまをお待ちしております!
その中から、スタッフがおすすめ公演をピックアップ!
ぜひ、お読みくださいませ。
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いよいよ芸術の秋も本番、
10月は37公演ご用意して皆様をお待ちしております!
今月は特にピアノ公演が充実しており、
世界の国際コンクールで入賞する新鋭から、
超個性派まで様々なラインアップ。
お得なスイーツタイムコンサートのシリーズも
ここにご紹介しきれなかった物も含め13公演ございます!
皆様のご来場、お待ちしております。
(文責:宗次ホール企画担当 廣田 政子)
フランス随一のバロックアンサンブル
ストラディヴァリア 室内楽
10月11日(火)18:45開演 4,000円(学生2,400円) [指定]
バロック・ヴァイオリンの名匠、ダニエル・キュイエさんが結成したアンサンブル「ストラディヴァリア」は本来大編成のバロック専門楽団。楽団の拠点であるフランス・ナント市は年に一度開催されるフランス最大級のクラシック音楽の祭典ラ・フォル・ジュルネの本拠地であり、ストラディヴァリアは日本での同名の音楽祭及び新・福岡古楽音楽祭などにも度々出演、グラモフォン誌でも「その優雅さ、熟練の技術、気高く美しい演奏に驚かされ、何度も繰り返し聴きたくなるはず」と絶賛されるグループです。上の写真はリーダー/音楽監督であるキュイエさん。今回キュイエさんを含む4名の選抜メンバーで、宗次ホールのみのスペシャル・プログラムをお届けします!
来演メンバーの一人、チェリストの酒井淳(さかいあつし)さんは1975年名古屋生まれ、現在オペラの指揮活動などもされる、ヨーロッパで引っ張りだこの名手です。桐朋学園大学特任教授も務めておられ、その演奏はレコード芸術でも高評価。まさに名古屋が誇るべき音楽家と言えるでしょう。
この日演奏される演目の1つ「ヴァイオリンソナタ」の作曲者コレッリ(1653-1713)はJ.S.バッハやヘンデルより32年、そしてヴィヴァルディより25年年長のイタリアの作曲家であり、ヴァイオリニスト。ヴィヴァルディもコレッリの後を受け合奏協奏曲を発展させたり、J.S.バッハもコレッリの作品をもとにオルガンのための作品を作曲、そして1931年にはラフマニノフが「コレッリの主題による変奏曲」を作曲したりと、後の作曲家達に多大な影響を及ぼした人物。
「心が躍る!」(朝日新聞)と絶賛される、ストラディヴァリアの繊細でかつ芳醇な音に酔いしれてみませんか♪
ショパン・エリザベート王妃国際ファイナリスト!
ロシアのピアニストはやっぱりすごい
ドミトリー・シシキン ピアノ
10月22日(土)17:00開演 3,500円(学生2,100円) [指定]
2015年ショパンコンクール(ワルシャワ)及び今年のエリザベート王妃国際コンクール(ブリュッセル)でファイナリスト、と世界三大ピアノコンクールの内2つでファイナリストとなったシシキンさん。今年1月に愛知県芸術劇場で行われたショパンコンクール受賞者ガラコンサートで、シシキンさんの実演にふれた方もいらっしゃるかもしれません。コンクールの場でも、そして音楽に限らずバレエなどでもやはりロシアといえば圧倒的な力を感じますが、ピアノ教育に関しても、ロシアではまず指の鍛え方から全く違うそう。ロシア人の骨格が美しいのはバレエダンサーなどを見ても一目瞭然ですが、指に関しても幼少の頃から鍛えているので、筋力が強いそう。筋が強ければ、まっすぐ伸ばしたままで強いタッチ、引っ張るようなタッチなど自由自在です。確かにシシキンさんの演奏をインターネットで拝見しても、その足の長い蜘蛛のような指は、わりと真っ直ぐに伸ばされたまま。よくもまぁ、もつれないものだと思わされる速さでなんとも軽々と鍵盤の上を駆け回っています。シシキンさんの演奏を聴いた人はその硬質な音を「刃物のような鋭さ」と表現したり、「孤高の帝王」とよんだり。インタビューなどの場では多くを語らない寡黙な性格のようですが、上の写真のように可愛らしい面もあるようです。そしてこの日のプログラムも、モーツァルトからやはり楽しみなショパン、そしてドビュッシーに本国ロシアのスクリャービンとチャイコフスキーと、かなり盛りだくさん。バラエティ豊かな演目です。
これからますますピアニストとしての才能を開花させていく24歳のピアニスト、シシキンさんのロシアン・ピアニズムに圧倒されること間違いなし、です。
宗次公演でも演奏するリスト:メフィストワルツ「村の居酒屋での踊り」
宗次ホールのお昼下がりのコンサート。
スイーツタイムコンサートをご存じですか?
スイーツタイムコンサートは、
これからクラシック音楽をじっくり聴いてみたいなぁという方、
夜は出かけづらいので昼間に本格的な演奏を楽しみたいなぁという方にぴったり。
国際的にも活躍するベテラン演奏家から気鋭の若手までが登場。
みな2,000円ではお得すぎるほどの素晴らしい演奏家たちです。
ご期待下さい!
お得なスイーツタイムコンサート!
13:30開演 2,000円 自由席 ※終演15:00予定
プレゼントチケット(ギフト券セット購入のおまけ等)2枚で入場可能
★チャリティーシート(指定席)AB列中央付近23席限定
秋のおすすめスイーツタイムコンサートは、、、
その音も、美しさも、存在自体がセンセーショナル
ヴァンサン・ラルデル ピアノ
10月15日(土)13:30開演 2000円 [自由(一部指定2200円)]
ハンサムなラルデルさんのチラシを見て、手に取られた女性のお客様、何度もお見かけしました!アメリカの有名音楽雑誌「ファンファーレ」でも“その色とりどりの音色…センセーショナル!”と評されるピアニストです。モーリス・ラヴェルが作曲したバレエ音楽「ダフニスとクロエ」は同作曲家の「ボレロ」に並ぶ管弦楽曲の主要レパートリーのひとつですが、この日のピアノ独奏版はラルデルさんが、作曲家自身の注釈付のものを受け継ぎ、完成させたという超貴重版。ファンファーレ誌でも“ラルデルはピアノの中にオーケストラを聴いている”とその豊かな音色を絶賛。普通ピアノの楽譜というと、右手にト音記号、左手にヘ音記号の2つの行から成りますが、ラヴェル自身による独奏版には“オプショナル=任意”としてもう1つの行が加えられています。腕が3本無いと弾けないのか…?!いえ、ラルデルさんのようなテクニックの持ち主は、それをも弾きこなしてしまうのです。
それほどラヴェルの音楽に精通していながらも、指揮者ダニエル・カフカさんとのインタビューでは“ラヴェルのスペシャリスト”と呼ばれることを避け、“それぞれのアーティストが自分個人の美学を尊重すべきだ”と話すラルデルさん。芸術家として彼が最も大切にしているのが「センシュアル(官能的)な音と色彩、精彩豊かな音色」だそう。ラヴェル作品に漂うなんとも言えない色香と、その魔法のようなオーケストレーションを、どのようにピアノで表現してくれるのでしょうか!もちろんラヴェルだけでなくドビュッシーの「映像」や大曲ブラームスのソナタ第3番も。全く同プログラムの東京公演は¥6,000です!¥2,000で聴けるなんて、またとない機会。土曜日ですので、普段学校やお勤めでスイーツタイムへのご来場が難しいご家族・ご友人もお誘いの上、ぜひ皆様でお越しください!
「最初の一音から聴衆は息を呑んだ」
ダーグブラーデット紙 (スウェーデン)
マリアンナ・シリニャン ピアノ
10月18日(火) 13:30開演 2000円 [自由(一部指定2200円)]
音楽は自分にとって“大切”なものを超えて“不可欠、根本的”なものだと話すシリニャンさん。音楽一家に生まれた彼女は母親のお腹の中にいる時から音楽と共に生きてきたと振り返ります。生まれながらにして音楽家である彼女はミュンヘン国際音楽コンクールで5つもの賞を受賞、今回待ち望まれた初・本格的日本ツアーです。
今回はショパン盛りだくさんのプログラム。「初めてピアノに触れ、音を出した時からショパンの音楽と共に歩んできた」と話す彼女。今回日本でのリサイタルデビューにあたり、プログラムの後半はショパン作品で構成してくれました。どうぞお楽しみに。
(関連記事: マリアンナ・シリニャンさんからのメッセージ )
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いかがでしたか?
今回ご紹介した公演のほかにも、おすすめ公演が目白押しです!
秋の夜長に上質な音楽を楽しむのもよし。
すごしやすいひるさがりにふらりと音楽をききにおでかけするもよし。
1時半から3時ごろまでの
スイーツタイムコンサートは、
上質なコンサートをお値打ちな価格でご提供しております。
(同じアーティストの東京など他都市での公演に比べると、
びっくりしますよ・・・・!!!)
宗次ホールのスイーツタイムコンサートは、
知る人ぞ知る、宝の山なのです。
お食事(ランチ)やティータイムとのセットプランもご用意しておりますので、
秋の楽しいおでかけにもぴったり♫
ぜひ、みなさまで気軽にお出かけくださいませ。
(セットプランのご予約は、宗次ホールチケットセンターのみでのご案内になります)
チケットは、宗次ホールチケットセンターまでお電話で♫
☏ 052-265-1718
(営業時間 10:00~18:00 )
チケットぴあ等、各プレイガイドでも好評発売中です。
(チケットぴあ、名鉄ホールチケットセンターはインターネットでのご購入も可能です)。
♫ チケットぴあ :0570-02-9999
♫ 愛知芸術文化センタープレイガイド:052-972-0430
♫ 栄プレチケ92(旧三越(栄)プレイガイド):052-953-0777
♫ 名鉄ホールチケットセンター:052-561-7755
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