2/28のスイーツタイムコンサート 「北斎とドビュッシー」お勧めです!
毎回好評の「映像」と「音楽」を同時にお楽しみ頂ける企画!
来月もございます。
2/28(金) 宗次ホール×ボストン美術館 提携企画
「北斎とドビッシー」
~同時代に生きた作曲家たちの音楽~
当日は、大きなスクリーンで
世界中で広く愛されている浮世絵師・北斎(1760~1849)の
驚くほど色鮮やかな脅威な色彩の名画とともに
クラシック音楽をお楽しみ下さい。
実は、スタッフであるわたくし自身も
「映像&クラシックコラボ」企画の大ファンなのです。
なぜかって?・・・音楽と映像、両方楽しめるから!
欲張りなわたくしには、たまらないんです。
昨年の4月22日に行われた「長良川鉄道 ~ゆるり旅編~」
そして11月6日の「ヴェネツィアへの音楽の旅」(一宮市 三岸節子記念美術館 提携企画)なども
お客のひとりとして客席で聴きました!
そして、今度の2月28日のコンサートに先がけて予習(!?)にと
久しぶりにボストン美術館にも行ってきました。
ボストンから里帰りした約140点の作品は、圧巻、の一言です。
わたくし、画集を買って帰ったほど、でした。
「Great Wave」の愛称で浮世絵版画の中で最も有名な作品。
「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
当時流行していた輸入顔料「ベロ藍(プルシャンブルー)」を使った代表的な作品。
左から、ボストン美術館のチラシ・画集・宗次ホールの公演チラシの順に並べてみました。
では、少しだけ・・北斎の70年におよぶ画業の多彩な魅力を簡単にご説明。
1<春朗時代の小品>
19才 勝川春章に弟子入り、勝川の画号を与えられ破格の扱いを受けるほどになる
2<初期の浮世群>
浮世(西洋の透視図法=遠近法の一種)を取り入れた作品を多く生み出す
3<浮世から洋風版画へ>
40代 浮世で培われた構図法と描写が次の段階の洋風版画をつくりだす
4<壮年期の多彩な作品>
40代後半から50代 浮世絵版画は多くない。江戸庶民の愉しみを偲ばせる興味深い作品を残す
5<為一年代の風景画>
還暦を過ぎ為一(いいつ)と改号。
70代初め代表作「富嶽三十六景」はこの時期のもの。
当初、36枚予定だったのが、あまりの人気の10枚追加の46枚の作品に。
2013年7月に富士山が世界文化遺産に登録されたましたが
北斎の描いた雄大な富士山の実物はボストン美術館で鑑賞しつつ
2月28日は宗次ホールの迫力あるスクリーンで楽しみませんか?
音楽ではジャポニスムのとりこになったフランスの作曲家たちの作品を中心に
お聴きいただきたいと思います。
当日は、もちろんわたくしもお客様に混じって
客席で一緒に楽しみたいと思っています!
チケットのご予約お待ちしております。
(スタッフ/やすえ)