今伸び盛りの若手ヴァイオリン奏者3人が集合!【1/14ジョイント・コンサート】
成人の日 1月14日に宗次ホールには
「未成年」の3人の若手ヴァイオリン奏者が集合しました。
センター試験を1週間後に控えた荒井優利奈さんと岡本誠司さんは
ともに東京藝術大学付属高校に学ぶ同級生。
そして現在椙山女学園中学校に通う辻彩奈さんはまだ15歳!
皆さんNPO法人イエロー・エンジェルより貸与された楽器で
日々研鑽を積んでいます。しかも偶然にも3人とも
ジョバンニ・フランチェスコ・プレッセンダという同じ製作者の楽器です。
最初に登場したのは荒井さん。
フランクのソナタを熱演されました。
実はリハーサルの最初、ピアニストの碓井俊樹さんの提案で
「2階席に行って弾いてみたら?」って・・・これその時の写真です。
さて、2番目は辻さん。
プーランクのヴァイオリンソナタを、音楽の中に没入するかのように弾いていきます。
ものすごい集中力!
そして休憩を挟んでサン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」では
確かな技巧を聴かせてくれました。
最後の締めは岡本さん。
リヒャルト・シュトラウスが若き日に書いたヴァイオリン・ソナタを
丁寧にそしてしっかりと楽器を鳴らして演奏。
この曲が宗次ホールで全曲演奏されたのは初のことでした。
最後にみんな揃ってカーテンコール。
一番大変だったのは3人の相方を務めた
ピアノの碓井俊樹さんだったかもしれません。
終演後は沢山のお客様が残って出演者3人に言葉を掛けていました。
最後に記念撮影。
宗次代表も「それぞれに成長ぶりが聴けてとてもよかった!」とご満悦。
是非この先も彼らの成長を応援していただきたいなと思います。
(スタッフ/にしの)