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バッハの無伴奏チェロの響きで迎える新年【1/6鈴木秀美リサイタル】


1月6日は鈴木秀美さんにとって2013年の「弾き初め」となる
バッハ 無伴奏チェロ組曲 の奇数番号3曲を演奏するリサイタル。
これまで四重奏から八重奏まで、
アンサンブルでは何度も宗次ホールにご出演いただいていますが
「おひとり」での演奏は初めて。
ガット弦、バロック弓、エンドピンなしの、現代のチェロとは異なる楽器の持ち味を生かして
長年にわたる研究を背景にして、隅々まで神経の行き届いた語るような演奏が展開されました。

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今日の演奏会の影の主役はこの椅子。
秀美さんが持ち込まれたものです。
エンドピンを使わず、ひざに挟んで楽器を支えるため、
通常のチェロ演奏で使用する椅子よりもずっと座面を低いものを使います。
元々はギター演奏用だったとか。
高さ調整のハンドルなど趣があります。

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演奏中。。。

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アンコールは「来年も年明けに偶数番号を弾きます!その予告ということばかりではないですが」と
前置きをして、無伴奏チェロ組曲 第4番 から「サラバンド」を演奏。

サイン会には年始の挨拶を兼ねて・・・という
長年の鈴木秀美さんファンのかたも大勢いらっしゃいました。

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宗次オーナーと終わってから談笑。
手前の方は、奥様でソプラノ歌手の鈴木美登里さん。
今日は娘さんと一緒に客席にいらっしゃいました。
「アンサンブルだけでなく、ソロで弾くにもとってもいいホールですね」と
気に入っていただけたようです。

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椅子も入っての記念撮影のあと、
ホールへの色紙も頂きました。

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鈴木秀美さん。次の来演は4月23日(火)18:45開演の「ガットサロン」です。
主宰するオーケストラ・リベラ・クラシカのメンバーでもあり
宗次ホールでも一緒に何度も共演している
ヴァイオリンの若松夏美さん、ヴィオラの成田寛さんとともに
「弦楽三重奏」というちょっと珍しいけれども
意外なな名曲が眠っている分野を紹介します。

発売は既にはじまりましたが、チラシが間に合わず。
もう少々お待ち下さい。

(スタッフ/にしの)


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