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第1回宗次ホール弦楽四重奏コンクール:レポート④


いよいよ審査員の会議の末、順位が決まりました。

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その頃ホワイエではレセプションの準備が進められています。
出前のおすしに並んでおかれた炊飯器に入っているのは
宗次オーナーの特製カレー!!!
お客様からも好評でした。
(本人曰く某カレーチェーン店よりも美味しいらしい。)

発表に先立って、宗次代表のご挨拶。

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宗次オーナー:今日全ての団体を聴いてますます弦楽四重奏がいいものだと思いました!


講師・審査員の先生方のご挨拶。

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原田先生:マスタークラスとコンクールが一緒になった試みは初めてのことで不安もあったが、
講師も出場者や聴きに来てくださった方々からエネルギーを頂いた思い。

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百武先生:出場者みなさんの音楽に対する熱心な態度とともに、
たくさんのカルテットの名曲に感謝。

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レメシュ先生:先生方、出場者、宗次代表に心より感謝したい。
(通訳:榊原祐子さん)

審査員の先生方への花束の贈呈のあと、
レメシュ先生の奥様にも宗次オーナーからサプライズのプレゼント。

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そして、お待たせしました、結果発表と表彰・・・。
すみません、段取りのミスで、宗次オーナーの名前で書かれた表彰状を
原田先生に読み上げをお願いしてしまいました。で、これ交替するところです。

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第3位 あずさ弦楽四重奏団
 副賞:賞金25万円
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第2位 ブレス弦楽四重奏団
 副賞:賞金35万円
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第1位 クァルテット・アトム
 副賞:賞金40万円
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聴衆賞もクァルテット・アトムが受賞。

宗次オーナーから1団体への「オーナー賞」は
昨年同様に「どれか一つの団体に決められない」ということで全団体に1万円ずつ。
そしてCoCo壱番屋のお食事券や記念カレースプーンが贈呈されました。

なお、第1位から第3位までの団体への副賞の賞金の金額は
最初から金額が決められておらず、総額100万円を審査員の合議で配分したものです。
今回は点数的には上位3チームが僅差。金額にもその評価を反映させました。

発表が終わると、出場者は先生方めがけて講評を聞きに詰めかけます。

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どうしてマスタークラスをコンクールの直前に開催するのか、という意見もあります。
公正さ公平さを第一とするコンクールであれば、審査に少なからぬ影響を与えるような
「審査員が講師を務めるマスタークラス」はご法度でしょう。
このコンクールが目指すものは、順位をつけてスターを発掘することではありません。
レッスンから本番まで3日間の間に出場カルテットが成長し、
それを聴いたお客様もまた若いカルテットの音楽に打ち込むひたむきさから
単なるコンサート以上のものを感じ取っていただき、
両者が「弦楽四重奏」の魅力に心から触れることです。

弦楽四重奏というチームプレイだからこそできることで、
こういった試みは、例えばヴァイオリンやピアノのコンクールでは不可能です。

第1回の弦楽四重奏コンクールで多くのお客様、出場者、そして先生方からも
この一風変わったやり方に意義と可能性を感じる、とご意見いただきました。
もちろん様々な点で改善は必要ですが、まずはこのコンクールについて
ご協力いただきました方々に深く感謝申し上げます。

そして、宗次オーナーより発表が・・・
「次の宗次ホール弦楽四重奏コンクールは2014年に開催します」

出場者のみなさん、先生方、そして長時間聞いてくださったお客様、
改めて有難うございます。
2年後にまたお逢いしましょう!!


(スタッフ/にしの)


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