第1回宗次ホール弦楽四重奏コンクール:レポート②
9月22日、いよいよ2日間のマスタークラスの成果を発表する
コンクールの本選が始まります。
開演前の客席は・・・
どーーーん! おお、席がほとんど埋まっている!!
弦楽四重奏というとマニアックでマイナーで難解で
弦楽器ばかりの単調な音色で……と敬遠される傾向があります。
(確かに宗次ホールでもいつも弦楽四重奏は採算を度外視して開催する、
ある意味お荷物公演なのです。)
しかし、これだけのお客様が集まるとは想像以上でした。
中には2日間のマスタークラスを全て聴講して本選に臨む、という
熱心なお客様もちらほら。。。
※各出演団体のプロフィール、演奏曲目は
下記の過去ログでご確認下さい。
弦楽四重奏コンクール 出場団体①
弦楽四重奏コンクール 出場団体②
出演順1番 クァルテット・アリオーサ
◆お客様より・・・
♪バランスが良い。(一方で悪い、という意見も。)
♪中々長く続けるのが難しい中、続けていらっしゃることを素晴らしいと思う。
♪レッスンを受けてとてもよく仕上がっている。ヤナーチェクの演奏が変化していくのが聴いていて
よく分かりました。
出演順2番 シフォン弦楽四重奏団
◆お客様より・・・
♪さすがはオケで弾いている人たち。プロの演奏。レッスンを受けて変化したのが良く分かる。
♪「ラズモフスキー」はあらためていい曲だなぁと思いました。
♪ベートーヴェンは少しおとなしかったか。
出演順3番 カルテット・ダッツ
◆お客様より・・・
♪出だしから元気があって気持ちが良い。
♪原田先生の厳しいレッスンで確実に良くなっている。若いので伸びしろは大きい。
♪まだまだこれからだ! カルテットとして年を重ねて表現の幅が広がることを期待。
出演順4番 The Bistro W (ビストロ・ダブリュー)
◆お客様より・・・
♪拍手を受けて退場するところまで実に格好よかった!
♪ウォルトンは本当に最高でした。(一方で何でその曲?という意見も。)
♪表現する意欲に満ちていました。
第1部の演奏はこれで終了。
間を空けて17時からは第2部が行われました。
なんと80名以上の方が両方を通して聴いて下さいました。
(スタッフ/にしの)