ケマル・ゲキチ ピアノリサイタル(6/22)
宗次ホールには3度目の登場となった
鍵盤の魔術師、ケマル・ゲキチさんのリサイタルが行われました。
今回のリサイタルの目玉は
ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」のリスト編ピアノソロバージョンでした。が・・・
それ以外にも良く見ると、後半に
バラキレフ:イスラメイ
リスト(ブゾーニ&ゲキチ編):フィガロの結婚の旋律による幻想曲
というヘビーな曲が2曲もならぶ、ハイカロリーな演奏会。
リハーサルは入念そのもの。2階から失礼して撮影・・・
本番中、衣装はいつもおなじみの黒いマント。
背後から見る弾き姿は「ゲキチ閣下」とでも呼びたくなるほどのオーラ。
アンコールは次の通り。
(1)リスト:ハンガリー狂詩曲 第11番
(2)パパンドプロ(クロアチアの作曲家):練習曲 第3番
(3)リスト:半音階的大エチュード
(4)ショパン:練習曲 嬰ハ短調 作品25-7
・・・本編であれだけ弾いて、さらにここまで弾く!? ・・・という曲が並びました。
終演後は熱心なファンの方、また
日本での教え子さんが多数サイン会に並ばれました。
ゲキチさんは立ったまま応対・・・
ホールのためにも2007年以来3度目のサインを頂きます。
有難うございました!
(スタッフ/にしの)