ソプラノ砂川涼子&村上敏明 ジョイントリサイタル
5月12日にはソプラノ砂川涼子さんとテノール村上敏明さんの
ご夫妻でのジョイントリサイタルが行われました。
前半は「世界の歌」ということで
お得意のイタリア語、それにドイツ語、フランス語、
砂川さんのふるさと、宮古島の言葉まで!
村上さんはトークも面白く、お客様をひきつけます。
これはイタリアを右足に見立てて都市の位置関係を説明しているところ。
ピアノの山本敦子さんも見入っています。
後半はプッチーニの名作オペラ「ラ・ボエーム」のハイライト。
マルチェッロ役に塚本伸彦さん(バリトン)、ムゼッタ役に仲田美喜さん(ソプラノ)を迎え、
ハイライトとはいえ、お話やあらすじの朗読を含めて約1時間半たっぷりとお楽しみいただきました。
上は舞台配置図。
ホールにある椅子やイーゼル、小机その他小道具を使い、
シンプルな舞台ながら少しでもオペラの雰囲気に近づけるように
工夫が凝らされました。
リハーサルの様子です。
最初に小道具の配置を話し合いながら決めています。
左の手前に重ねられた椅子は「暖炉」の設定。
これは3幕で使った「パリの場末で路地裏に捨てられた粗大ゴミ(=荷馬車の残骸)」という設定です。
このように使いました。
ミミがロドルフォとマルチェッロの話を物陰からこっそり聞いてしまうシーン。
その後の名場面、ミミ、ロドルフォ、ムゼッタ、マルチェッロの四重唱。
公演終了後、お客様がなかなか帰られず、
出演者を回って感想をお話されています。
村上さんのCD即売&サイン会も行われました。
出演者みなさんで寄せ書き・・・
そして最後に「終わった!」と記念撮影。
そこへ聴きにいらしていた出演者皆さんの恩師
名古屋芸術大学名誉教授の中島基晴先生も加わって・・・
本当に皆さんいい笑顔でお開きとなりました!
(スタッフ/にしの)