鈴木優人チェンバロリサイタル(シリーズ「バッハの海へ」第2弾!)①
今日は鈴木優人さんのチェンバロリサイタル。
バッハの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」の24曲を全部演奏するという
直球勝負のプログラム。終演は21時を超えそうです。
鈴木家のチェンバロが宗次ホールにやってきました。
舞台裏の搬入用エレベーターでギリギリのサイズでした。
舞台では足の組み立て中。
フレンチモデルの2段鍵盤。オランダ製。
ところで、このチェンバロの装飾、ちょっと変わっています。
遠めに見るときらびやかでシノワズリーではあるんですが
良く見るとどこか蛭子能収さんの漫画的でもあり・・・・
リュートみたいなものを弾いている人。しかし良く見ると右左持ち方が逆のような・・・。
(鈴木さんによれば、昔は割と左利きでこのような持ち方をした奏者もいたんだとか。)
橋の上で傘を手のひらに載せてバランスを取っている人・・・シュールです。
こちらは南の島?
なんだか鳥の描き方がやっつけなかんじも・・・・。
チェンバロの中も変わってます。基本的に花柄なのですが・・・
蝶々を描きたくなるところ、なぜかトンボです。
エビ・・・・???
(鈴木さんはこのチェンバロをエビちゃんと呼んでいらっしゃるそうです。)
さて、今日も非常にホール内ドライです。
鈴木さんはこういうこともあろうかと加湿器を持参して下さいました。こちら。
大加湿!!!
これは頼もしい。
リハーサル中もチェンバロの傍らでもうもうと蒸気を上げています。
「バッハの海」のイメージで、背景にブルーの光ファイバーを点灯させました。
まもなく本番です。
(スタッフ/にしの)