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ヴァイオリンコンクール開催について!!


東日本大震災において、被災者の皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。


日本中が騒然となっている中、当ホール2年に1度開催の
第3回 宗次エンジェルヴァイオリンコンクールの時期と重なってしまいました。

各方面のイベント自粛・中止が次々と報じられ…
宗次はじめ、審査の先生方、スタッフで何度も話し合いをした結果

こんな時こそ、若手演奏家支援の理念通り、できるだけ開催しよう!と決断いたしました。
コンクールに先立ち開催された、審査員の先生方によるガラコンサートは急遽
チャリティー公演にさせていただきました。
 ガラコンサート(表表紙)



ご来場の皆さま、参加者のご家族等たくさんの募金をお預かりさせて頂き
16日に中日新聞本社へ宗次本人からも合わせ364万円の募金を届けに行ってまいりました。
中日募金
今後もホール内において募金箱を設置して継続してまいります。募金説明

皆でやれる事を、精一杯助け合うようにとスタッフ一同心を込めて対応させて頂きます。

コンクール参加者の中には、何度も乗り継いで、やっとの思いでヴァイオリンを背負い名古屋まで到着。
14日の説明会を聞く姿を見ると、開催を決定して良かったと痛感致しました。
せつめいJPG

皆さん全員に賞をあげたいのですが…
コンクールって辛いですね。
一次通過
審査も難航して、1時間おくれでの結果発表になりました。

今日も朝から二次予選で皆さんそれぞれの思いをもって
一生懸命の演奏が8時まで続きます。

CBCの報道番組「イッポウ」がコンクールの取材をして下さっていて
若手演奏家にとって、夢のような高価なヴァイオリンを2年間貸与して
芸術文化への社会貢献をドキュメント形式での収録になりました。
オーナー取材
レポーターさんが、コレクターかと思っていました!…と
でも、実はオーナーはヴァイオリンには疎く?物をコレクションするとかは全く興味がないようで、
一生懸命、真摯に頑張っている方々を応援するのが大好き。
コンクールで貸与したヴァイオリンを使って、世界のコンクールで活躍してくれるのが嬉しいだけ!!
というオーナーにびっくりしていました。

コンクール中の早朝も、悲惨なニュースで悲しい気持でいっぱいな時こそとばかりに
いつにも増して、広小路清掃・花の世話をしていました。
掃除
分離帯

今日の夜には本選通過者5名が決まってしまいます。
エントリー者の中には海外から説明会まで参加したところで、国の事情により
帰国しなければならなくなった方もいて、今回の本選に残った皆さんは棄権しなければならなかった方や、
被災された方々への祈りも込めた、特別な思いでの演奏になるのでは?と思います。

是非!3月19日(土)13:30開演の本選を応援しに来て下さい!

一生懸命に演奏している姿を見ると、元気になれそうな気がします。
がんばらなくては!と思います。

宗次ホールでは募金箱を常時設置してあります。
12日のランチコンサートの時から、沢山の募金をいただきまして、ありがとうございました。
募金箱

公演にご来場の時、ホールを通りかかった時等、いつでもお越し下さい。
皆さまのお気持を大切にお預かりして、確実にお届けさせていただきます。
   


(スタッフ/え)


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