昨夜は伊藤恵さんのリサイタルでした。
これまでシューマン、シューベルトと数年かけてじっくりとその作品を取り上げるシリーズを行ってきた伊藤さんですが、今年からしばらくはベートーヴェンに取り組んでいきたいということで、「ワルトシュタイン」と「熱情」を前半に。
いきなり前半にこの2曲というのもすごい配置ですが、後半にはさらにシューマンの「アラベスク」とショパンの12の練習曲(作品25)を一つの物語のように演奏。
テンポやタッチがじっくりと吟味された迷いのない演奏の見事さ。
アンコールは「トロイメライ」で余韻に浸りながら心地よい終演へ。
ちょうどベートーヴェンを収めた新しいCDの発売も重なり、サイン会も大盛況でした。
9月にはこんな楽しみなコンサートも予定しています!
宗次オーナーとパチリ☆