箏曲正絃社を創立し、自ら新曲を多数世に出し邦楽界に多大な功績を残した野村正峰氏の生誕90年企画。
本日のスイーツタイムコンサートは、そのシリーズ3回目の公演でした。
実は明日が正峰さんのお誕生日、ということで、今日は生誕90年という意味では最後の日。
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小編成から、舞台いっぱいに広がっての8面の箏と三絃、尺八が加わった合奏まで、野村正峰作曲&編曲作品の面白さを、季節感を取り入れながら演奏していただきました。
お箏のトレモロが重なり合うと、まるでギター・マンドリンアンサンブルのようにも感じられ、あるいはチェンバロを聴いているような錯覚もあり、撥弦楽器の面白味を感じました。
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次回は少し飛んで今年の10月に、やはり二代家元野村祐子氏率いる正絃社合奏団のコンサートが予定されております。