アーシャ・ファテーエワさんのリサイタルが終演。
サクソフォンの場合、複数種類の楽器を持ち替えて演奏されることも多いのですが、今回は全編アルトサックスでの演奏。
力みなく、自然な歌いくち、曲にマッチした色彩感。
最後のカルメン幻想曲も超絶技巧よりも、カンタービレが印象的でした。
そして毎度ながらおそらく日本でもっともサクソフォンとのアンサンブルに長けたピアニスト、小柳美奈子さんの演奏も安定感抜群。
CDは5枚しか用意できず残念でしたが、買えなかったお客様にも丁寧にプログラムにサインをしていただきました。