3/9 エミネント・デュオ
本日のスイーツタイムコンサートは、ウィーンを拠点に活躍中の、ヴァイオリン杉浦萌子さんとギターのネイツ・クハルさんによる「エミネント・デュオ」。
クハルさんは作曲家でもあり、今日はご自身の解説を交えて2曲をお聞きいただきました。
パガニーニ、バッハ、シューベルトでの様式感をきちんと踏まえたアプローチ、それに対して一転して最後のピアソラのドラマティックな表現に、先日ドイツのコンクールで優勝してきたばかりという勢いを感じました。
ところで、このコンサートでは宗次ホールの開館以来初の快挙が!
アンコールに移る前に「サプライズがあるんです・・・」とクハルさん。
なんとなんと指輪を取り出し「僕と結婚してくれませんか?」と。スタッフにも、もちろん杉浦さんも知らされていなかった全く突然のクハルさんの行動に、会場のお客様もどよめきましたが・・・
杉浦さんの戸惑いながらもしっかりとした「Yes」の返事に客席は大喝采。
そして演奏されたアンコールが「恋は魔術師」からのスペイン舞曲。
終演後二人が手にしていたマイクをみてみたら汗びっしょりでした。
本当にクハルさん、「Noだったらどうしよう」と緊張したそうです。
(そういえばリハーサルの際に「本番、録画してますか?」と確認していたのはこのためだったのか、と納得。)
ともかくお客様にとっても、スタッフにとっても、忘れがたい素敵な出来事になりました。
どうぞ末長くお幸せに!!!!