1. トップ
  2. 宗次ホール オフィシャルブログ
  3. 旧ブログ
  4. 第4回 宗次ホール弦楽...

第4回 宗次ホール弦楽四重奏コンクール


隔年開催で今年4回目を迎える「宗次ホール弦楽四重奏コンクール」のご案内がやっと整いました。
(とはいえ、肝心の応募フォームがまだ追いついておらず、そちらはもう少しお待ちください。)
詳細はこちらよりご覧下さい。

何と言っても今年から賞金が大幅アップ。
宗次オーナー曰く「このコンクールを機に、活動を充実させてもらいたい」という思いを込めてのことです。
これまで通り、審査の前にレッスンつき、という独特な方法もそのままです。
ぜひ多くの若手弦楽器奏者の皆さんに挑戦していただきたいと思います。






○このコンクールの目的


・クラシック音楽の中でも「究極の形態」呼ばれる弦楽四重奏に対する人々の興味・関心を広く喚起すること。


・弦楽四重奏に挑戦する日本の若手弦楽器奏者たちの目標となること。


・継続が困難と言われる弦楽四重奏団の活動の支援の一助となること。



 

 本コンクールには他のコンクールと大きく違う点があります。それは「コンクール」と称しながら、実際の審査の前に、審査員から直々にレッスンを受ける時間が設けられることです。 これは審査の結果のみならず、そこに至るまでの過程を重視する、このコンクールの方針を象徴するものです。 4人で一つの音楽を作り上げる弦楽四重奏(カルテット)では、個人の技術のみならず、チームワークが無ければ聴き手の心に届く音楽にはなり得ません。 その困難な道の大先輩でもある講師たちのレッスンにおける一言一言が、若い演奏者の皆さんにとって貴重な道しるべとなることでしょう。 また、4人それぞれの個人の事情が故に団体で活動する困難さから、結成後すぐ解散してしまうことが多い中、活動を継続していただく支援の一助の意味を込めて、今回より賞金額を大幅に上積みいたしました。 入賞団体には、これを元手に、是非とも海外の講習会やコンクールへの参加を目指していただきたいと思っております。

 
 さらに、このレッスンの模様を広く一般に公開することも本コンクールの特徴です。 お客様に単に演奏審査を聴いていただいて終わりとするのではなく、レッスンに立ち会うことで音楽づくりの本質を知り、カルテットの魅力をより深く実感していただくことが、演奏者と聴衆の距離を縮めるものと確信しています。 是非多くのお客様に、レッスンから審査までお時間許します限りご覧いただき、クラシックの中でも特に「アンサンブル(=対話)」の魅力が詰まった「室内楽」の醍醐味を味わっていただきたいと願っております。
それこそが、「聴いて応援する」という宗次ホール流の若手演奏家支援であるといえます。

 
 演奏家の皆様、そしてお客様の奮ってのご参加・ご来場を心よりお待ち申し上げます。




宗次ホール 代表 宗次德二







 ・過去のコンクール



第3回 宗次ホール弦楽四重奏コンクール(2016)


第2回 宗次ホール弦楽四重奏コンクール(2014)


第1位 宗次ホール弦楽四重奏コンクール(2012)








◆弦楽四重奏コンクールブログ記事 ⇒ 弦楽四重奏コンクール


imc1062_3.png



関連記事