【リハーサル風景】 島田真千子&北谷直樹 デュオリサイタル
明日の17時開演。
昨年2月にこの舞台で初共演して成功を収めた島田真千子さんと北谷直樹さんによる、バッハのヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全6曲演奏会。
先日島田さんが北谷さんの住むチューリヒに行ってリハーサルをされていますが、さらに公演前日もしっかり合わせる時間を取って明日に臨みます。
それにしても無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータに勝るとも劣らない名曲!
北谷さんによれば、この作品はバッハがその人生の最後まで手直しの筆を入れていたものだそうで、バッハにとっては特別な作品だったとのこと。
6曲をまとめて聴ける機会は稀と言っていいでしょう。
先日、中日新聞に記事が掲載されました。
こちらのリンクからお読みいただけます。
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【メディア掲載情報】
— 宗次ホール (@munetsuguhall) 2018年3月2日
バッハのソナタ、情感豊かに バイオリン・島田真千子、チェンバロ・北谷とデュオ | 芸能面 | 朝夕刊 | 中日新聞プラス https://t.co/XowstB04EA#宗次ホール #バッハ
こちらは北谷さんからのメッセージです。
(取材用にいただいたのですがオクライリになってしまったもの。)
今も本当に充実したリハーサルが続いています。
「バッハの6つのヴァイオリンとチェンバロオブリガードのソナタは、彼の多くのチェンバロ作品およびオルガン作品に並んで、私が10代の頃から親しんできた作品で、また大学の卒業試験でも演奏した思い出がある作品です。
トリオソナタと一部コンティヌオ(通奏低音)様式で書かれたこの作品はヴァイオリンとチェンバロが織り成す三声というミニマルでピュアな音楽性とバッハ自身のコンティヌオアレンジによるダイナミックかつ大変に豊かな音楽内容を持っていて、何度聞いても演奏してもその魅力と難しさは衰えません。
彼の30代後半頃に書かれたこの作品はバッハの晩年最も終わりにバッハが改善しようとして再び携わった作品であることから、バッハにとって大変に意味がある作品であったことが解ります。
この作品を全曲演奏するのは十数年ぶりで、秀抜なヴァイオリニストである島田真千子さんと素晴らしい音響の宗次ホールという機会を与えられて大変に嬉しく光栄です。」
チケットはまだご用意できます!
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。