1/20 辻本玲 チェロリサイタル
辻本玲さんのチェロリサイタルが終演。
ピアノは共演を重ねている須関裕子さん。
前半は民族的で現代的な響きの作品を集めて。
ペンデレツキのディヴェルティメントは師匠であるアルト・ノラス氏の演奏を聴いて、いつか自分でも弾いてみたかったという作品。
そんな辻本さんの思いがストレートに伝わる、迫真の演奏。
後半はショパンが書いたチェロのための名曲2つ。
豊かに太く長いフレーズで朗々と鳴り渡るチェロと、華麗なピアノが見事に交じり合って、ただ美しいだけではないこの作品に秘められた魅力を、存分に引き出していたように感じました。
辻本さんは今年8月、チェロ四重奏団「クァルテット
エクスプローチェ」でも登場の予定ですので、そちらもお楽しみに。
☆ 本日のアンコール ☆
ヤナーチェク : プレスト
ショパン : ノクターン第2番