【2018年1月 おすすめ公演(1)】1/8 オリヴィエ・ギャルドン ピアノリサイタル
溢れる詩情と、鋼(はがね)の様に強靭な指。
この相反するように思えるふたつの要素を
完璧に持ち合わせたピアニスト、ここにあり
(フィガロ紙/フランス)
オリヴィエ・ギャルドン ピアノ
2018年1月8日(月・祝)
14:00開演
3,000円
(学生1,800円) [指定]
1971年と73年のロン=ティボーコンクールは、パスカル・ロジェ、ジャック・ルヴィエ、そしてオリヴィエ・ギャルドンというフランスが誇るピアニスト達を世に送り出しました。
今年1月当館で来演したロジェさんがその素晴らしい演奏を聴かせてくれたのは記憶に新しいですが、その後ギャルドンさんが「宗次ホールの響きが素晴らしいと、友人のロジェから聴いたんだ、是非僕も演奏をしてみたい」と嬉しいメールを下さったのが事のきっかけ。
なんでも「大の飛行機嫌い」だそうですが、今回別のマスタークラス等でちょうど招聘されている貴重な機会をキャッチし、この値段で公演開催できる運びとなりました。
プログラムについてお尋ねすると、ベートーヴェン「悲愴」、ドビュッシー前奏曲とムソルグスキー「展覧会の絵」。
てっきりフランスものメインになるものと思っていたので意外でしたが、「展覧会の絵」の録音を拝聴するとこれがまた素晴らしい。
数多のピアニストが弾くこの作品。
上手いとか技術がどう、とかそういう次元はもちろん超えて、単純に「あぁ、この人の展覧会の絵、ものすごく好きだわ」と私は思いました。
好きなものに理由はないですからね、言葉で説明するのは難しいですが、そのパワーと構築力の絶妙なバランス、和音のバランス、間のとりかた…この辺りはもうセンスの成すものだと思うのです。
最後に、彼に師事していた我が友人からのギャルドンさんについての言葉を。
「私の中での彼の印象は、とにかくテクニックがすごいってこと。弾けない曲がない。ソロ・室内楽・協奏曲とすごいレパートリー。
フランス人だから、フランス物が血っていうのは勿論だけど、意外とドイツロマン派とかロシア物が素晴らしい。ダイナミックなだけじゃなく、とっても繊細でリリカルな歌心がすごくあった。
あとは、私が師事していた頃は、彼の生徒がロン=ティボーで1位になって、一躍先生も人気になったよ。」
あとは日本の家電もお好きだとか。
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