11/22 幣隆太朗 コントラバスコンサート
幣隆太朗さんとアンナ・マグダレーナ・コーキッツさんのデュオコンサートが終演。
前半では予定していたヒンデミットのソナタに替えて、テッポ・ハウタ=アホ作曲の「無伴奏コントラバスのためのカデンツァ」と、ピアノソロでガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」が演奏されました。
特に後者はコーキッツさんのソリストとしての非凡ぶりが発揮された快演。
本当にこの方は楽しそうにピアノを弾かれますね。
後半はアルペジョーネ・ソナタをコントラバスで。
耳で聴いているだけだと自然に思えますが、視界に入る左手のめまぐるしい移動から、いかにコントラバスでこの曲を自然に聴かせるのが稀有な技であるか、ということを思い知らされますね。
さらにピアノのコーキッツさんともども二人して暗譜で演奏。
しっかりシューベルトの音楽が身体に入っているという説得力がありました。
アンコールにはボッテジーニのエレジーをもってきて、しっとりと終演。
明日から東京でレコーディングだそうです。