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【2017年11月おすすめ公演(5)】アントニオ・メネセス チェロリサイタル


その深い音と色彩、
技巧的な作品に於いてもその演奏はあくまでも優雅

決して失われることのないエレガンスは
作品の内に秘められた本当の美しさをあぶりだす  
(グラモフォン誌/英)



アントニオ・メネセス チェロ
田村 響 ピアノ
11月18日(土)
18:00開演 4,500円(学生2,700円) [指定]
 



名チェリスト、アントニオヤニグロに見いだされ、故郷ブラジルから渡欧。
そしてミュンヘン、チャイコフスキーの両国際コンクールで優勝し、一躍世界的チェリストとして知られるようになったメネセスさん。
最初はホルン奏者であった父親の勧めでチェロを始めたそうです。
彼の故郷ブラジルではオーケストラの弦楽器奏者が足りておらず、父は息子たち全員に弦楽器を弾かせました。
その夢が叶い、メネセスさんと4人の弟達は、今でも全員弦楽器奏者として父親がかつて在籍していたオーケストラで演奏を続けているそうです。
メネセスさんの言葉を調べてみると、含蓄に富んだものが沢山見つかります。
例えば「全ての作品には心があり、訴えようとしているテーマがある。
私達演奏家にとっては、作曲家がこの曲を通して何を表現しようとしているのか見つけ出すこと、それを説得力をもって、自分だけの方法で伝えることが一番の挑戦。
そしてその日聴いた音楽を、聴衆の皆様が家に帰っても心に抱き続けてくれたら、こんなに嬉しいことはない」などは音楽家を目指す若者の心にぐっとくるのではないでしょうか。
若い方への言葉、という意味ではこんなことも言っています。
「もし、学生時代の自分にもう一度出会えるとしたら“もっとピアノを練習しろ”って言いたいね。
僕も学生時代、試験を通過できる程度にはピアノを練習したけれど、もっとすればよかった。どの時代も、素晴らしいチェリストはピアニストとしても優れた人が多かったんだ。
作品の質感について感じたり、またバッハ作品に於いて複数声部の掛け合いを深く理解するためにはピアノが本当に役に立つ」と。
そういえばメネセスさんと共演するピアニストはプレスラーやピリスなど本当に世界的な名手がゴロゴロ・・・。
今回は地元安城市出身でロン=ティボー国際コンクールの覇者である田村響さんとの共演です。



メネセス(表)
メネセス(裏)





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