9/1 西村尚也&高野麗音 デュオリサイタル
今宵はドイツのマインツでオーケストラのコンサートマスターの要職にあるヴァイオリニスト西村尚也さんのリサイタル。
宗次ホールへの出演は2度目。
今回は高校時代3年間同じクラスだったというハーピスト、高野麗音さんとのデュオでバッハとパリにまつわる作曲家たち・・・といった趣向のプログラム。
西村さんは音楽そのものみたいな人で、機敏で自在な歌い口とリズムのキレがとくにピアソラにぴったり。
高野さんが弾くハープもたっぷりとした鳴りで見事なアンサンブルでした。
アンコールとしてマスネの「タイスの瞑想曲」、イベールの「間奏曲」そして最後はなんと宮城道雄の「春の海」。
名古屋出身の素晴らしいヴァイオリニストとして、また毎年帰ってコンサートを続けていただきたいものです。