2017年8月おすすめ公演（２） 8/8 萬谷衣里 ピアノコンサート
８月８日（火）萬谷 衣里
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やはりショパンが好き！という方へ。
ショパンが愛したスカルラッティと共に
「スカルラッティのスタイルはバッハよりむしろモーツァルトと近い。
その音楽は踊りと喜びにあふれ、リズムは複雑ながらもクリスタルのように透明。
速いテンポは聴く者を楽しませ、バッハとはまた違った理由で、
スカルラッティの音楽を愛しています。
聴衆の理解さえあれば、
スカルラッティの作品だけで公開演奏会を催したい」とはショパン自身の言葉。
19世紀のはじめ頃、バロックの作曲家であるスカルラッティは忘れられた存在でした。
そんなスカルラッティに光を当てたのが、ピアノの教則本で有名なツェルニー。
「スカルラッティの作品がコンサートで度々取り上げられて、
聴衆が楽しむようになる時代が必ず来る。」というショパンの予言は的中したのです。
萬谷さんもまた、「今はスカルラッティで演奏会を開きたいくらい大好き！」と仰る方。
ドイツで長年活動するその音楽性は本物です。
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