5/21 河野克典 バリトンリサイタル
1840年の5月24日から6月1日に書き上げられたシューマンの歌曲集「詩人の恋」をメインにしたリサイタル。
まさにこの時期にぴったり。
リハーサルを聴いているうちに舞台にほのかな季節感をあしらいたくなり、
新緑のイメージで背景を染めてみました。
なんの奇の衒いもなく、楽曲の良さをしっかりと伝えることに徹していながら、
実に豊かな情感がひろがるお二人の音楽。
2年ぶりの宗次ホールでの共演は前回の「冬の旅」に続き好評ののうちに終演。
当館からお声を掛けて始まった共演がこうやって広がり、
継続されていることを嬉しく思います。
アンコールはやはりシューマンの「ミルテの花」から3曲、
そして思わず涙腺緩む「赤とんぼ」!
( 宗次ホール公式facebook より)