○本コンクールの目的

・弦楽四重奏に対する人々の興味・関心を広く喚起すること。

・弦楽四重奏に挑戦する日本の若手弦楽器奏者たちの目標となること。

・継続が困難と言われる弦楽四重奏団の活動支援の一助となること。

 

 本コンクールには他のコンクールと大きく違う点があります。それは「コンクール」と称しながら、実際の審査の前に、審査員から直々にレッスンを受ける時間が設けられることです。 これは審査の結果のみならず、そこに至るまでの過程を重視する、このコンクールの方針を象徴するものです。 4人で一つの音楽を作り上げる弦楽四重奏(カルテット)では、個人の技術のみならず、チームワークが無ければ聴き手の心に届く音楽にはなり得ません。 その道の大先輩でもある講師たちのレッスンにおける一言一言が、若い演奏者の皆さんにとって貴重な道しるべとなることでしょう。 また、4人それぞれの個人の事情が故に団体で活動する困難さから、やむなく解散してしまうことも多い中、活動を継続するための支援の意味を込めて、今回より賞金額を大幅に上積みいたしました。 入賞団体には、これを元手に、是非とも海外の講習会やコンクールへの参加を目指していただきたいと思っております。

 さらに、このレッスンの模様を広く一般に公開することも本コンクールの特徴です。 お客様に単に演奏審査を聴いていただいて終わりとするのではなく、レッスンに立ち会うことで音楽づくりの本質を知り、カルテットの魅力をより深く実感していただくことが、演奏者と聴衆の距離を縮めるものと確信しています。 是非多くのお客様に、レッスンから審査までお時間許します限りご覧いただき、クラシックの中でも特に「アンサンブル(=対話)」の魅力が詰まった「室内楽」の醍醐味を味わっていただきたいと願っております。 それこそが、「聴いて応援する」という宗次ホール流の若手演奏家支援であると考えております。

 演奏家の皆様、そしてお客様の奮ってのご参加・ご来場を心よりお待ち申し上げます。

 

宗次ホール

 




録画審査を通過したのは以下の7団体です。
(審査員5名による審査 / 応募総数14団体)


ほのカルテット / HONO quartet 

タレイアクァルテット / Thaleia Quartet

クレハ・カルテット / Kureha Quartet 

ブラン弦楽四重奏団 / Blanc string quartet

カルテット ポミ / Quartet Pomi 

カルテット・アマービレ / Quartet Amabile 

グレイス弦楽四重奏団 / Grace String Quartet 


※マスタークラスの受講順については、8月中に発表いたします。

※本選の演奏順は、9月14日に抽選にて決定いたします。

※出場団体詳細情報はこちら


 

・過去のコンクール(出場団体および結果)

第3回 宗次ホール弦楽四重奏コンクール(2016)

第2回 宗次ホール弦楽四重奏コンクール(2014)

第1回 宗次ホール弦楽四重奏コンクール(2012)

 

日程

 

◆9月14日(金)&15日(土) 公開マスタークラス

11:00開始 20:05終了予定  入場無料

(※各団体70分のレッスンを3人の審査員それぞれに受講する)

 

 

◆9月16日(日)弦楽四重奏コンクール本選(終了後結果発表・表彰)

・課題曲:指定されたハイドンの弦楽四重奏曲の中から1曲選択

・自由曲:任意の弦楽四重奏曲

 

 

審査員(うち3名はマスタークラス講師兼任)

 

原田禎夫 Sadao Harada
(元東京クヮルテットメンバー/チェロ)

東京クヮルテットの創設メンバーとして30年間同カルテットを率い、世界各地で演奏。99 年に退団後は、ソリスト、室内楽、オーケストラなど幅広く活躍。NHK交響楽団、新日本フィルハーモニー、札幌交響楽団などにソリストとして出演、ピンカス・ズッカーマン、ジュリアード・カルテット、アルバン・べルク・カルテット、ジェシー・ノーマンらと共演。その他サイトウ・キネン・オーケストラに定期的に出演。水戸室内管弦楽団のメンバーも務める。後進の指導で高い評価を受け、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、スイス室内楽アカデミー、北京室内楽講習会など世界各地で指導にあたる。上野学園大学音楽学部特任教授。 

 

 

ヴァーツラフ・レメシュ Vaclav Remes
(元プラジャーク四重奏団メンバー/ヴァイオリン)

1952年、チェコのウスチ・ナッド・ラベム生まれ。15歳でプラハ音楽院に入学しマリー・ヴォルダノーヴァに師事する。その後プラハ音楽院にてプラハ弦楽四重奏団のメンバー、ブルジェティスラフ・ノボトニーの指導を受ける。1972年にプラジャーク四重奏団を結成。1978年、エヴィアン(現ボルドー)国際弦楽四重奏コンクール優勝。以来結成から約30年間に渡り、第1ヴァイオリンを務め、世界各国で演奏。ヨゼフ・スーク、メナヘム・プレスラーなど多くの世界的なアーティストと共演を重ね、多数のCDをリリース。そのいくつかは欧州各国のレコード誌上で高く評価されている。2007年、2009年と宗次ホールに来演。2010年、同団を引退し、現在はプラハを拠点に教育活動に精力的に取り組んでいる。

 

 

百武由紀 Yuki Hyakutake
(名古屋音楽大学客員教授/ヴィオラ)

東京藝術大学付属高校を経て、同大学卒業、及び大学院修了。井上武雄、浅妻文樹、ウィリアム・プリムローズ、セルジュ・コローの各氏に師事。1999年まで東京都交響楽団に在籍し、首席奏者を務める。国内外の音楽祭にゲストとして多数出演。2006年、ヴァイオリンの大谷康子、齋藤真知亜、チェロの苅田雅治とともに「クヮトロ・ピアチェーリ」を結成し、王子ホールを拠点にショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全曲演奏プロジェクトを継続中。特に昨年の第9回定期演奏会の成果により文化庁芸術祭大賞を受賞した。現在、名古屋音楽大学客員教授、愛知県立芸術大学、東京藝術大学、東京音楽大学講師。

 

 

齋藤千尋 Chihiro Saito
(ロータス・カルテット/チェロ)          ※審査のみ参加

 

東京藝術大学付属高等学校、同大学を卒業し、在学中に安宅賞受賞。日本音楽コンクール、宝塚ベガコンクール、日本室内楽コンクール等にも入賞。 シュトゥットガルト音楽大学においてKA(修士課程)、ソリストコース、室内楽科に学び、さらにフランクフルト音楽大学でバロック・チェロを学ぶ。1992年ロータス・カルテット結成。1993年 大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位入賞。1997年難関のロンドン国際弦楽四重奏コンクールでメニューイン特別賞を、パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで第3位特別賞を受賞。さらにドイツBDI音楽コンクール弦楽四重奏部門で第1位に輝く。現在、ドイツ、シュツットガルトを拠点に活動。




西野ゆか Yuka Nishino
(クァルテット・エクセルシオ/ヴァイオリン)    ※審査のみ参加

桐朋学園大学音楽学部を経て同大学研究科修了。第45回全日本学生音楽コンクール第2位。これまでにヴァイオリンを梅津南美子、鷲見健彰の各氏に師事。 大学在学中にクァルテット・エクセルシオを結成。1996年第2回大阪国際室内楽コンクール第2位。2000年第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位(第2位)及び、サルバトーレ・シャリーノ特別賞受賞。2008年第19回新日鐵音楽賞「フレッシュ・アーティスト賞」、2014年第16回ホテルオークラ音楽賞受賞。2016年6月までの6年間「サントリーホール室内楽アカデミー」にて後進の指導にもあたる。同年、サントリーホール主催ベートーヴェン弦楽四重奏全曲チクルスを日本の団体として初めて演奏。また2009年よりNPO法人エク・プロジェクトとして活動し、演奏活動、アウトリーチ活動や後進の指導など、弦楽四重奏を中心とする室内楽文化の普及振興に力を注いでいる。

 

 

 

審査方法

 

○事前録画審査

 

提出された情報と録画審査(全員の審査員で行う)により選考し、その結果は6月中旬に発表される。

審査用に提出する動画は、15〜30分程度のハイドン・モーツァルト、ベートーヴェンの弦楽四重奏作品を演奏したものとする。(コンクールで演奏する曲でなくても可。)

  

 

 

○本選

・課題曲、自由曲それぞれ10点満点で採点。

・審査の結果を元に、第1位から第3位の入賞団体と、課題曲の演奏で最も優れた1団体に対してハイドン賞を設ける。

・聴衆による投票(良いと思った団体を2つ選択する方法)により聴衆賞を設ける。投票は全ての団体を聴いたお客様のみが参加できる。

・宗次ホール代表、宗次椏より1団体に特別賞として宗次オーナー賞が授与される。

(設けない場合もある。)

・1位〜3位の入賞団体には以降次回コンクールまでの間で、希望すれば宗次ホールを無償で練習場所として提供する。(ただしホールでの催事が無い日時に限る。) また順位を問わず、出場した団体には今後宗次ホールでの出演の機会を設けることがある。

 

 

 

 

・演奏曲目

・演奏時間は1団体50分以内を厳守。

 

《課題曲》

下記の36曲の中から1曲を選び全曲を演奏する。第1楽章の提示部繰り返しは行わない。

 

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン作曲 弦楽四重奏曲

「ロシア四重奏曲」作品33 Hob.III-37〜42 (6曲)

「プロシア四重奏曲」作品50 Hob.III-44〜49 (6曲)

「第1トスト四重奏曲」作品54 Hob.III-57〜59(3曲)

「第2トスト四重奏曲」作品55 Hob.III-60〜62 (3曲)

「第3トスト四重奏曲」作品64 Hob.III-63〜68 (6曲)

「第1アポーニー四重奏曲」作品71Hob.III-69〜71(3曲)

「第2アポーニー四重奏曲」作品74 Hob.III-72〜74 (3曲)

「エルデーディ四重奏曲」作品76 Hob.III-75〜80 (6曲)

 

《自由曲》

ハイドン以外の弦楽四重奏曲より、課題曲と合計して50分の制限時間内となるよう、任意の楽曲を選び演奏する。

超過する場合は、一部楽章を抜粋して演奏する。

(1つの楽章の中で演奏を割愛することは認めない。)

 

 

○副賞(賞金)

 

第1位=200万円 第2位=100万円 第3位=50万円

ハイドン賞、聴衆賞、宗次オーナー賞=各5 万円

 

 

 

応募資格

 

・編成は弦楽四重奏(ヴァイオリン2+ヴィオラ+チェロ)とする。
・このコンクールに参加するために結成されたカルテットも可とする。
・メンバーの平均年齢が35 歳以下であること。
・2日間のマスタークラスに参加し3名の審査員(講師)のレッスンを全て受講できること。
・カルテットとしての活動の拠点を日本国内に置くこと。

 

 

 

応募方法

 

エントリー情報と録画審査用の動画の両方を提出

 

@応募に必要な情報  

団体名/団員氏名/住所/生年月日・年齢/音楽歴(卒業、もしくは在籍教育機関名など)  

代表連絡先/演奏曲目/団体プロフィール・PR/選曲理由/宿泊希望の有無  

写真(おおむね500kb以上の印刷に耐えうる画質のもの)

 

 

A事前録画審査用の動画は、DVD、USBメモリー、SDカード等に記録の上、宗次ホールまで郵送すること。 差出人・団体名を必ず封筒に明記すること。  

※ファイル形式は「.MOV」「.MP4」「.AVI」「.WMV」に限るものとする。

 

 郵送先→名古屋市中区栄4−5−14 宗次ホール 
      第4回弦楽四重奏コンクール係  

提出期限2018年6月1日(金)必着

   

 

 

 

その他、注意事項

・出場に際して必要な交通費は出場者自弁とする。

・出場に際し宿泊が必要な者には宗次ホールがその近隣のホテルを提供する。

 (宿泊費は宗次ホールが負担/要事前申し込み)。

・出場者は期間中の公開マスタークラスを自由に見学できる。

・出演団体はコンクール後の結果発表・表彰式に必ず出席すること。

 

 

 

Q&A

Q. マスタークラスの時間について、一部、参加できない時間があるのですが、、。それは考慮されますか?


A. やむを得ず、マスタークラス参加不可の時間がある団体は、録音審査の結果発表後、コンクール事務局に申し出てください。
事務局側でできるだけ調整を行いますが、結果的に、3回のマスタークラスを受講できない場合は、失格となり、録音審査次点の団体に本選資格が与えらえます。



Q. 募集要項の《審査方法>事前録画審査》の項目の中に、提出する動画は「ハイドン・モーツァルト、ベートーヴェンの弦楽四重奏作品を演奏したもの」とありますが、「ハイドン or モーツァルト」と「ベートーヴェン」の2種類の作品をとりあげて録画するという意味ですか?


A. 申し訳ございません。ミスプリントです。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの作品であれば、どの曲のどの部分を演奏していただいても構いません。収録時間は15分から30分とします。



Q. 提出する動画について、通しで録画されていないといけませんか?


A. その必要はありません。例えば、別の日に撮った映像をつないで提出していただいて構いません。




Q. マスタークラスでどの先生にどの曲をみていただくか、希望は出せますか?


A. どの先生がどの曲を指導するかは、先生方と事務局で検討して事前に指示いたします。ただし、レッスンの時間に余裕ができた場合等、その場で直接先生にお申し出いただいて了解を得れば、その限りではありません。



Q. エントリー料は必要ですか?


A. エントリー料は不要です。



 

 

 

 

 

 


お問い合わせ

 宗次ホール 弦楽四重奏コンクール係(担当:西野) 
                電話052-265-1715 

 

 

 

 












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